猫の額

初心者の猫と庭いじり。日々のこと。

ターシャテューダーの庭

昔から、大輪の花咲き乱れる豪華な庭より、ハーブや小花の淡い色彩の、あまり手の入らない風情の庭が好きだ。今の家に住むことになって、一応、庭が手に入り、いつかはそういう庭に整えたい、と思っていた。しかし元々庭いじりが好きなわけでもなくそれほどの情熱もなく、何もしないまま、10年ほどが経過してしまった。
それがこのコロナ禍で思いがけず時間ができ、なぜか夫も急に片付けに協力的になり、いよいよ庭に着手することになった。

去年、ずっと春を楽しませてくれていた大きな枝垂れ桜が、いよいよ弱って切らざるを得なくなってしまい寂しい思いをしたが、その分明るくなったのを幸い、いろいろやれそうではある。しかし、プランターや雑草が蔓延るごちゃごちゃの庭。家は洋風なのに大きな灯籠や象の置物、和風な紅葉やナンテン、オリエンタルなオダマキ、ゴムの木やシダ、統一感がまるでない。これをどう片付けて、何を植えていけばいいのか、初心者は頭を抱えるしかない。

憧れのターシャテューダーの庭への道は果てしなく遠い…

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文字通り「手の入らない」庭